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妙凜 紙の結晶の世界展"カレンダー展"

2019年11月5日(火) 〜 10日(日)

11:30〜18:00【11/7(木)〜19:30 ・ 11/9(土)10:00〜】

私にとって切る行為は“祈り”の一つの形です。
“瞑想”の一つの形でもあります。
一つ一つの作品は、“ある一つの祈り・瞑想”の形として現れています。

“切る”
切ろうとする(“発する”)
そして何も切っていない紙(ゼロの地点)から、なんとか“表そう”とする
切り終えると、 何らかの形が“現れる”
無から有を生み出す工程。
それだからこそ、切り終わり開ききった自分の作品を見て
“洗われる”
のだと思います。
(もしくは自分自身なので何も感じない)

禊の一種。
瞑想の一種・祈りの一種なのだと思います。

話を聞きながらでも、切る事ができるようにはなりました。
話しながらでも、切る事もできるようにしてきました。
でも、本質は
紙を通して現した“祈り”“瞑想”のひとつの形だと思います。
ただ単に“切る”という行為。
そのものに集中する。
それを少なくとも1万回は繰り返しています。
色々とタブーとしてきている事や心理的な壁を乗り越えて作り上げてきました。

より自由へ

始めの頃紙の色が
赤なら炎のように
青なら水のように
黄なら光のように
切る事を意識していたら、
現れるようになりました。
そこから、
周囲の雰囲気、近くにいる人、音、温度、湿度、明るさ、などの影響で
切って現れる模様が変わる事に気付き。
二度と同じ形のものはできない事に気が付き。
水の結晶の江本勝氏の“二度と同じ形の氷の雪の結晶はない”
から
紙の結晶
と名付けました。
(それまでは万華鏡の中を覗いた切り絵“万華切り絵”と呼んでいた)
そこから個展を始めて十数年。
内面を現してもいる事にも気付き。
しかし未だに完璧な作品は作れていません。

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はさみ一本で、
下書きなしのフリーハンド
一発勝負です。
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ワークショップを開催します。

  • 日時: 11/7 (木)18:00〜19:30 ・ 11/9(土) 10:00〜11:30
  • 持ち物:はさみ
  • 参加費:3,000円(カレンダー代込み)
  • 参加される場合は事前にご連絡ください。tel 090-1961-0275

切り絵を通した祈りを、
切り絵を通した瞑想を、
日々の生活の中に取り入れる。

心を0にする
心を無にする

そんな時間の創造。

そんな時間になればと思います。

カレンダーの暦部分は、
旧暦の太陰太陽暦
月齢の画像
二十四節季
新月、上弦、満月、下弦の詳細時間
星や惑星の動き
吉祥日
を載せています。

妙凜