月クラス

  • 水曜日 16:30〜17:40
  • 月謝:6,600円(税込)/月2回

月クラスについて

小学生低学年の子が多く来てくれているこのクラスでは、「理科?・科学?・実験?...?」という状況の「太陽クラス」からは、少し成長し言語能力や認識力も高まり、どうしてこうなるのかということを、少し理解できてきます。
このクラスでは「どうしてこうなるの?」という興味を持って能動的に取り組める力を育てていくことを大切にしています。
また、他者を意識したり見通しを持つことができるようになり「今日はこんな実験をするんだな。」と、自分の意思で興味を持って積極的に取り組みながら、周りの子どもたちの事象も、自分の経験や刺激にすることができてくると大きく成長していきます。
そして、他者を意識することができるようになると次第に今度は「もっとこうなりたい」という自分への思いができてきて、時には「こうしたい、こうなりたい」という自分への気持ちと、実際に自分ができることに差が生まれるとイライラしたり、悔しい気持ちになる時期があります。それは更に彼らが成長をする時期です。
実験や事象に対して「この先はどうなるの?」「別のもので試すとどうなるの?」と、今日の実験だけにワクワクしていた頃から、その先の応用を意識し、探究心が生まれ、自分に対しての思いが溢れる頃、次は「地球クラス」で学んでいきましょう。



- ワントックノウが大切にしていること -

実験

実際に体感すること、面白いと感じること。
目の前で、そして自分で考えて体験をする。
そしてびっくりする、感動する、「わぁ!」と声を上げる…
こんな時間を沢山過ごそう。


探究心と好奇心

目の前で起きることには理由があるということに気づき、そして仮説を立てて実験をする。仮説と同じことが分かれば満足をして、そして経験が知識となり更に応用をする。考えた仮説と違えば少し悔しくて、また仮説を立てて、実験をする。

月並みな言葉になってしまいますが、
「好奇心」「探究心」
これらの力は、大人になる彼らにとってとても大切な力になっていくと考えます。

なぜ実験をするのかというと、
はじめは実験の教室に来ているからという子もいるかもしれませんが…
そのうち理由はこうなります。

「知りたい」からです。

「こうかな?」「これが理由かな?」と考えたこと(仮説)が、本当にそうなのか「知りたい。」「確認したい。」(好奇心)からです。

子どもたちはこれから、沢山の時間を過ごしていきます。
仕事(理系であっても、そうでなくても)、家族、人間関係、趣味、育児、介護…色々なことがあります。
どんなことであっても、そこに「好奇心」を持って探究すことが自然とできる人は強いです。
そして何より豊かな人生だと思います。
そんな力を育てていきたいです。

それを繰り返す中で「考える」ということを、意識せずに自然とできる人になって欲しい。
そして興味を持つこと、「want to know」知りたいと欲するエネルギー。
「学ぶ」ということを意識せず、自然とできる人になって欲しい。
「勉強しなきゃ!」ではなく、本人が「知りたい」のです。=want to know

想像

勉強・運動・人間関係・コミュニケーション 、生きることのすべては、「想像力」が元になっています。近年、スマートフォンで検索をすれば数十秒で知識や答えを見つけることができる便利な時代です。
とても便利な反面、早くから教育を受けることができる子どもたちは「答え」に頼りたくなります。

だけれども、この便利なスマホも今では当たり前のものですが、10年ほど前には当たり前ではなかったはずです。
これまでの先人の知恵は「答え」や「常識」を超えたちょっとしたひらめきやアイデアの応用から、現代の便利な生活へと繋がってきました。

「想像」することを恐れない。
少なくともワントックノウでは、こうでなければならないということはなく、「想像」することを楽しめる人になって欲しいと願います。


創造

「世界に誇れる日本のものづくり」
理系の仕事の多くには「ものづくり」が関わってきます。
自身がそうである場合もあれば、プロジェクトメンバーとして共に1つのプロジェクトに携わることもあります。
「作り手」のマインドを想像することは、彼らの未来の大切な要素の一つであると考えます。
私が自動車の配電の設計をしていた頃、決められたデザインに配電の全てを収納して設計をしなければいけないということがありました。「デザイン」が先に決まっていて、その条件の中でプログラムを組んでいくというものです。そういったこともあれば、別の会社では設計をした後にデザインを決めていくということもありました。 いずれにしても、「作り手」や「デザイン」という概念を捉えることができること、あるいはそういうことに気づく、意識するというだけでも、大きな視野となります。
作り手の方のマインド、苦労を知ることで伝え方や発想も変わります。

ワントックノウでは“ものづくり”という観点から工作・制作という活動も一つの要素としてカリキュラムに組み込んでいます。
プラスとマイナスで電気をつないで、模型に組み込んで動かすということだけでなく、その模型もデザインして制作することで、理科的知識を実践的な視野で構成していきます。「このデザインの方が格好良いけれど、どうしても配電が収まらない…」この気づきは机上では感じることができない体感であり、これが現場なのです。

また、ワントックノウを運営する株式会社TAJIRO工房は開校30年以上の絵画造形教室を運営しており、1000名以上の子どもたちの成長過程見ながら、カリキュラムにこだわり今でも修正しながら造形制作活動をしています。
この運営会社が長年育ててきた蓄積されたカリキュラムやノウハウも活用しながら、子どもたちと現場の科学・理科を感じていきます。

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